社会人・失格

女性
待ち合わせ場所は品川の公園。
行くと、すでにデリヘルの女性がいました。
ベンチに座る、魅惑的な姿。
ジーンズを履いているのになんかエッチな雰囲気だー。
頭にはサングラス。
靴は、高いヒールでした。
白いシャツの胸元は空いています。
すばらしいルックス。
この後のプレイを期待せずにはいられない。
ずっと遠くから眺めているわけにはいかないので、落ち合ってホテルに行きました。
品川駅近くのホテルです。
シャワーを浴びる前からすでに濃厚な時間に突入した。
すべてを忘れ、イチャイチャしまくった。
実は、品川には仕事の出張で来たんですけど、仕事なんてもうどうでもよくなった。
ずっとこの女性と過ごしたい!
延長しても良いとのことだったので、迷わず延長してしまったよ。
気が付くと日が暮れていた。
ホテルを出てから、デリヘルの女性とバイバイした。
(さあ、ブッチした品川の取引先に謝罪の電話をしよう)
――スマートフォンを握る手が、緊張と恐怖で震える。

些細なこと

初めて風俗で働こうと思ったきっかけは、些細なことだった。
別に借金があったわけでもなければ、お金に不自由していたわけでもない。
かといって、男が好きだからそれを生業にしようと思っていたわけでもない。

例えば、アルバイトを探しているとき、時給や職種を見つつもなんとなくで近場から電話をかけていく。
そんな感覚に似ていると思う。
品川という地域で、デリヘルを選んだところにも理由はなかった。
荻窪でも新宿でも、ソープでもピンサロでもなんでもよかったんだ。

近頃、よく偉ぶった大人が「アルバイト感覚で風俗を始める女の子が増えている」だなんて社会情勢を嘆いているけれど、
私から言わせれば目的意識を持っている分、マシなんじゃないかなって思う。
私は、品川でデリヘル嬢という道を歩み始めるにあたって、特に何の気概や感傷も感じないんだ。